2020年3月2日更新


第29-30期(2018-19年度)学会長あいさつ




学会創立30周年を迎えて

佐藤 千津(国際基督教大学)

  2020年を迎えました。今年は東京オリンピック・パラリンピック開催の年でもありますが、1990年8月8日設立の本学会にとっては創立30周年を迎える大きな節目の年です 。
 すでに昨年より創立30周年を記念するイベントが実施されております。まず、学会創立30周年記念論集を明石書店より刊行する企画を進めております。公募論文には5本のエントリーがあり、研究論文1本、研究ノート1本の掲載を決定しました。特集論文などを含め、編集作業を鋭意進めているところです。
 次に、30回目を記念する第30回研究大会が京都の大谷大学で9月に開催されました。京都での開催は20年振りの2度目でした。当初は、千葉県を中心に大停電など甚大な被害をもたらした台風15号の進路にあたっていたため、開催が危ぶまれました。その影響で残念ながら参加者はあまり多くありませんでしたが、シンポジウムにお招きした遠来のゲストをはじめ、オーストラリア、台湾、ウクライナなど、国内外から会員のみならず会員以外の皆様にもご参加いただき、小規模ながら充実した大会となりました。会期中には、台湾の楊武勲理事から台湾比較教育学会のジャーナルへの投稿募集や、ゼーン・ダイアモンド理事からはオセアニア比較国際教育学会との研究交流の促進が提案されるなど、今後の更なる国際交流活動を展望する良い話がありました。また、北海道大学のジェフリー・ゲーマン会員には特任理事としてグローバルリエゾンに尽力していただくことにもなりました。
 創立30周年を迎える第31回大会は、北海道教育大学釧路校の玉井康之会員を大会実行委員長とし、札幌 駅近く の北海道立道民活動センターにて開催されます。本学会の大会を北海道で開催するのは初めてのことですので、30年の節目にふさわしい大会とすべく 着々と準備を進めております。今年4月には北海道白老町 ポロト湖畔にアイヌ文化復興・創造の拠点として「民族共生象徴空間(ウポポイ)」がオープンするようですが、公開シンポジウムは「 共生社会における先住民族政策とは−アラスカと北海道の結節点 」と題し、21世紀の共生社会の在り方について、アラスカ州の先住民族研究を手がかりに検討することを考えております。加えて、今後の国際教育分野の研究と実践の可能性について議論を深めるため、2本の課題研究を企画しております。どうぞご期待くださり、多くの皆様にご参加いただきますようお願い申し上げます。
 本学会の次の30年に向け、今年も皆様と有意義な時間を共有できましたら幸いです。
今後ともご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。



過去の学会長あいさつ
第29-30期(2018-19年度) 佐藤千津会長(2018年度挨拶)
第25-26期(2014-15年度) 岩ア正吾会長 第27-28期(2016-17年度) 佐藤千津会長 
第21-22期(2010-11年度) 前田耕司会長 第23-24期(2012-13年度) 岩ア正吾会長 
第17-18期(2006-07年度) 江原裕美会長 第19-20期(2008-09年度) 前田耕司会長
第13-14期(2002-03年度) 延岡 繁会長 第15-16期(2004-05年度) 江原裕美会長




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